2021年06月19日

不登校家族の日記

初めまして。すいかちゃんと申します。すいかが大好きです。
不登校や教育について、親の立場から書いていきます。時々、全く関係ないけれども、すいかについても。
このブログが、いつかどんな形でもいいので、誰かの役に立ちます様にと願っています。
 
 私は平日の朝はコーヒーを片手に朝ドラを観て一息ついているのですが、ある日、とある登場人物がこんなことを言っていました。
『…これがすぐには何の役に立つのか分かんないけども、いつか必ず何かの役に立つのよ』
『森が海も空気も育てているんだ』と。
 このセリフを聞いて、人生の本質をついているのではないかなと感じました。
 最近読んだSDGsの本の中にも、
『様々な存在や活動に社会貢献の側面があり、全ての人が私的な存在であると同時に、公的な存在でもあり、大きな視点では、地球上に存在するものは皆影響し合い、つながっている』とありました。
 全ての人は、親や気にかけてくれたり導いてくれる存在から、有形無形の恵みをもらい、成長して行きます。
 親は森だとすれば、子や孫は海の恵みであり、空気は神聖な存在だと私は考えています。
 とすると、不登校家族とはどんな状況でしょうか?
 不登校は学校を欠席している状態を指しますが、子や孫が不登校という形を取って、家族全体に何かを教えてくれているようです。
 家族の誰かが苦しんでいるよって。
 表面的には子や孫が苦しんでいますが、実は、親や家族が苦しんでいる状態にあり、
家族ゆえに、影響し合って、子や孫も、何かのきっかけで挫折し、動けなくなってしまう様です。
 私は、子どもの異変に気付き、それが自分から発生していると認めるのに、時間がかかりました。我が子の状況を受け止められず、自分が嫌いになり、適応障害になりました。
 不摂生が続き、疲労が溜まったある日、突然、気がついたら関節痛や高熱が出て、感染症にかかってしまった感覚に近いものがありました。
 薄々、家庭環境に変化があり、心に傷を負っていたから、我が子が何かがあって、弱っているなとは感じていて、気がかりだったけれど、日々の忙しさにかまけて、後回しにしていました。どうにかなると思いたくて。
でもどうにもならず、どんどん状況が悪化し、食事も取れず布団から出られない子を見て、もがいていました。
 私が追い込みました。
 連続して欠席する子を責め、否定し、先の見えない状況に不安になり、毎日怒ったり泣いたり、疲れた状態で仕事に向かっていました。勿論、職場では泣けません。気がつけば、暗いトンネルの中にいる様な気分でした。
 本来、くつろぎの空間が、戦場の様でした。なぜ毎朝喧嘩したり、泣いたりしているのか分からないし、疲れ果てて逃げたいけど、出来ない。長くて暗いトンネルに入って、しばらく経つから抜け出したいけど、
いつ出口につくの?出口はあるのかな?出た先には何が待ってるの?と、パニックで冷静になれない。何に毎日神経をすり減らしているのか、全く分かりませんでした。
 救いを求めて、脳神経外科や心療内科を受診し、スクールカウンセラーや、受けられるカウンセリングは全て受け、学校や担任の先生にも相談させて頂き、フリースクールにも登録しました。あらゆる育児本や、児童精神発達や発達障害を読み、占いをしたり、不登校の親の会にも参加させて頂き、他の家庭の様子や体験談を知り、泣いていました。
 1年半後に、仕事を辞め、全く子どもや家庭に自分の気持ちが向いていない事に気づいて、マインドフルネスという言葉を知りました。今、ここに集中する。未だに出来ていませんが、前よりも意識する分だけ、前進したと自負しています。
 …この世に存在するヒト、モノ、自然、神聖な存在は皆影響し合っているから、運命共同体であり、だから、ある人の喜びや悲しみが誰かの幸、不幸にもなり、ある動物の可愛さが癒しになり、美しい絵や音楽、文学、写真、アイドル、アニメ、YouTube、TikTok等でストレスが軽減し笑顔が増え、経済活動や戦争で地球環境を破壊し変化させ、
環境の変化が人類の生活に多大な影響を及ぼし、健康や、平和で安寧な世の中になります様にと、祈りや願いが生まれるのではないでしょうか。
 どんな事象にも行き先があり、無駄はない。どうせなら、ハッピーな方が気分がいいから、もしも境遇が悪いと感じれば、立ち止まる勇気を持ち、休憩し、不要なことを手放し、このままの自分で過不足なしだと気付き、今の置かれた状況がはっきり把握出来る様になれば、本来の自分に戻り、より自然体でワクワクする新しい人生が始まると、私は考えています。 

 不登校でいいよなんて、私はやっぱり思いません。学校は学習や社会性を育むシステムがきちんと構築されているから、行けるなら行った方が楽だと思います。
 ただ、最近は不登校だとしても、安心安全な場が家庭や別の場所であり、その子なりに心身共にリラックスして学習して、社会性を育む機会に恵まれて成長できる環境が作れるのならば、学校にこだわるメリットはないと思うようになりました。
どうやらそれには、子どもの特質に合わせた家庭学習のシステムを構築することが鍵な様です。
今回はここまでにします。読んで下さりありがとうございました。
See you next time!


 















Posted by スイカ好き at 19:15│コメントをする・見る(0)
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